最終小節を奏で終えました

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8年間続いた音楽研究所の「オペラ演奏研究プロジェクト」が、3月5日の「フィレンツェの麦わら帽子」公演においてついに最終小節を奏で終えました。
まったく手探りから始めたイタリア近現代オペラの演奏研究、大学に運よく属してくれていたステージ仲間たちの大きなサポートに寄りかかりながら、ヴェリズモに続くイタリアオペラの系譜を…と、プッチーニ「つばめ」、マスカーニ「友人フリッツ」を上演し、3年目にしてニーノ・ロータという作曲家に運命的に出会うことができました。映画音楽の巨匠として知られたニーノ・ロータの本当の姿は本物の偉大なオペラ作家でありました。「ノイローゼ患者の一夜」、「内気な二人」、「運転教習所」、「かしこいリス」と彼の宝のような小オペラ群を次々と日本初演し、本年ついに彼の代表作で本格的な大作である、オペラ笑劇「フィレンツェの麦わら帽子」の完全上演に至ることができました。
指揮の河原先生、演出の中村先生を始めとしてソリストの研究員の先生方や修了・卒業生たち、プロジェクト受講生や学部生達、すべてのみんなが心を合わせて尽くしてくれた素晴らしい演奏を目の当たりにして、言葉にできないほどの充実感で、感無量…! こんなすごいことを成し遂げてくれたみんなに大きな、大きな感謝の気持ちでいっぱいです。 
更にはこのような研究活動を我慢強く8年間もサポートして頂きました大学の庄野学長先生、杉江部長、演奏課、講堂事務所、付属図書館などの関係機関・部署、関係者の皆様にも心から感謝申し上げます。
♪♪…Finita e’ l’avventura, andiamo a letto a riposar,la notte dolce e pura al nostro amor sorridera’.
冒険は終わったね さあベッドに行って休もう 甘く透き通った夜が僕らの愛に微笑んでくれる ..♪♪
本当にありがとうございました。

小林一男

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